お弁当の思い出
姫庵:ジェイアール、また舌だしてるね。いつもお腹がすいていて、困ったもんだ。先回ワイキキで食べるランチのことを話したけれど、おっかあの中学高校はいつもお弁当持参だった。キンピラやたまご、ハンバーガーに、ご飯の真ん中には梅干がはいっていた。寒い冬は、教室のスチームの上においておくと温かいお弁当が食べられた。
ジェイアール:今日はお弁当の話?よだれがでてくるよ・・
姫庵;そうで~す。子供が小さい時は、カイルアに住んでいたので、朝早く家をでないと交通ラッシュにあってしまう。お弁当はおばちゃんにお願いしていた。ある日、お兄ちゃんからこういわれた。「ママ、これはおばあちゃんが作ってくれたサンドイッチだけど、お昼に食べてくれない?」っていうわけで、息子のランチを会社にもっていった。
ブラウンバッグに入った軽いサンドイッチ。中を開けてみたら、ハムとレタスが挟まったものだったが、パンは水分がないとなかなか食べにくいことがわかった。家に帰って、子供から「お弁当食べた?」って聞かれたから、「うん食べたけどパンは喉につっかえちゃうね。」っていった。子供たちから「おばあちゃんがいつも一生懸命作ってくれているのは、知っているんだけど、僕たちはママが作ったお弁当が食べたいんだ。いつも土曜日の日本人補修校に日本式のお弁当を作ってくれるよね。」
これは困った。土曜日だけと思うのと、日本人の学校なので、皆さんおいしいものを作ってくるから、こどもにかわいそうな思いをさせてはいけないと思って、腕によりをかけて作っていたのだが・・・・毎朝早く起きて作らなくっちゃならないのか、まいったな・・・。
二人からの「一生のお願い」には弱い。野菜をいれたり、緑や黄色や赤の色合いに気をつけたり、主人のも私のもいれて4人分の弁当をそれからずっと作った。大変だったが、案外気分転換にもなって面白かった。それに二人ともお弁当をきれいに空にしてかえってくる。これなら大きく育つと喜んで、せっせせっせと弁当を作った。
それから何年・・・高校になった次男のレスリング大会におばあちゃんと一緒に見に行った時のこと、彼の友達のご両親達も見にきてみんなで応援に夢中になっていたら、あるお母さんが「いつもおいしいお弁当をすみませんね。毎日作るのたいへんでしょう?」って聞いてきた。息子がみんなに分けてあげてるんだな~、なかなかよろしい・・・と思ったその時、「あのお弁当で3ドルとは安いですね。材料費だけでももっとかかっているのに。」「そうよね、すっごく美味しいって息子がいってます。なんだか順番待ちになっているみたいですよ。」って他のお母さんもいった。
ガ~ン~~!!息子がお弁当を売っていた~~??!!愛妻弁当ならぬ愛母弁当を・・・・3ドルで・・・・。道理で、次男だけが、「お肉をもっといれて。」とか「魚じゃなくって肉かソーセージがいいよ。美味しく見えるようにして。」とかうるさかった。詳しい事情を問いただしてみると、いくら手が込んだお弁当とはいえ、毎日毎日じゃ飽きてしまう。他の友達は学校でアツアツのピザやホットドッグを食べている。とりかえっこしようということになったって、なんたるちや~!
こっぴどく怒ろうと思った時に、思い出した。そういえば、私も高校の売店でアツアツのコロッケサンドが食べたくって、友達と交換したっけ。友達は両親が働いているので、いつも売店でパンを買っていた。母に内緒で、時々交換しては、コロッケにたっぷりソースをかけて口にほおばった。この親にしてこの子ありか・・・・・
ジェイアール:オイラもドッグフードより人間様のホカホカご飯の方がいいよ。この飼い主にして・・・オイラあり!
ハワイでは「ボックスランチ」とか「ランチプレート」って言っているお弁当も最近は「Bento」で通じるんだな。おいしいのは、レインボー・ドライブイン。このダイアモンドヘッド登山+ロコモコツアーではレインボードライブインのロコモコが食べられる。それからサークルアイランドツアーでハレイバにいったら、L&Lドライブインでボックス・ランチをとるといいよ。ちぐさランダムで詳しい取材をしたのでクリックしてみてね。
